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白石鉱山・白亜の迷宮

白亜の迷宮としても知られる白石鉱山の長い歴史は1920年代にまでさかのぼります。この巨大鉱山の主な産物は石灰です。正確に言うと、彼らは炭酸カルシウムを精製する最初の工場の一つです。科学者でもなければ、私たちにとってその用法はスポーツイベントなどの際にグラウンドに線を引くくらいのものでしょう。私にとってはたかが白い粉のためにこんなに大きな工場があるとは驚きでした。しかし、炭酸カルシウムの本当の用途はさらにずっと重要な産業にあります。

この場所は、うっそうと茂る植物にうまく隠されていて、遠目には典型的な廃墟に見えます。崩壊度の大きい白い木製のロフトは1960年代の台風によるもので、白石鉱山全体の閉鎖の一因となりました。大きな白い部屋に入り、白いフロアに立ち、高く積み上げられた白い粉の入った大きい箱を見ていると、実に超自然的な世界にいるのを感じます。放棄された鉱山の建物が山の中に散らばっているとのことでしたが、あまり時間がなくて全てを見て回ることができなかったのが残念です。

FACTS

  • 1921 – 1961
  • Location: Mie Prefecture
  • Nippon No Haikyo: 108