中銀カプセルタワーは廃墟だとか、廃墟になると言われていたけれど、その日は当分こないみたいだ。その驚異的な建築様式と老朽状態は未だ探検家を惹きつけていて、僕達はいつの日かこれが取り壊されてしまうことを恐れているんだ。
このタワーは元々東京外から来るサラリーマン達のセカンド・ハウスとしてデザインされたんだ。その特殊なユニット式のデザインは、部屋になっている各カプセルを自由に取り外し、交換できるようになっている。残念ながらタワーは計画されていたようには機能せず、現在の建築基準も満たしてはいないんだって。
今はカプセルの大体25%が使用可能であるかリノベーションされていて、いくつかは賃貸することもできるんだよ。
FACTS
- 1972 – …
- Architect: Kisho Kurokawa