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六浦弾薬工場

六浦弾薬工場の薄暗い入り口を初めて目の当たりにした時、この探検を中止しようかと思った。丘の頂上あたりに位置する狭い入り口は、軟質の岩を切って出来たもので、暗闇の中へと真っ逆さまに落ちる様だ。貯蔵壕の中からたちのぼってくる臭いは奇妙で、自然に朽ちたような臭いか、異質な化学反応なのか、または両方が混ざり合っているものなのかもわからない。最終的に入ることに決めたのは、入り口に垂れ下がっていたホースで、まるで訪問者を助けるためのようだった。

この貯蔵壕は、泥だらけのトンネル網で出来ている。ここは第二次世界大戦中に日本軍が機械を設置した地下工場として使用しており、弾薬などを作っていた。しかし、なぜこれが地下に作られたのか?何らかの鉱山でもあったのだろうか?さらに、そこら中にある岩についている白い「苔」のようなものは何なのだろうか?

中で一番怖かったのは、日本の巨大なムカデがたくさんいたことだ。ムカデを除けば、この探検は次第にとても楽しいものとなっていった。ここは、私がライトペインティングの技を見せられる絶好の場所なのだが、この地下の興味深い色合いを皆さんに見せられるように、自然な色の写真も撮るように心がけた。

みどころ

– 自然な色。
– ずっと下っていって、また地上に這い上がってくること!
– ムカデ、ローストしたのはいかがだろう。