針尾送信所は20世紀初頭に日本軍が極秘で建設した巨大無線施設です。強力な電波塔は太平洋を航行する艦隊との通信に用いられました。現在では廃墟となり、景観の中で謎めいた威容を放っています。内部は空洞化していますが、金属の骨組みが残されており、不気味で異世界のような雰囲気を醸し出しています。
廃墟となった今も施設は管理人によって維持・監視されています。真珠湾攻撃の命令がこの塔から発信されたという噂もありますが、戦争終結時に記録が破棄されたため真相は不明です。暗い歴史を背負いながらも、針尾送信所は独特で雰囲気のある被写体として写真家を魅了します。